画像:キヤノンマーケティングジャパン株式会社より引用
キヤノンマーケティングジャパン株式会社は2025年5月27日、AI model株式会社およびカサナレ株式会社と共同で、チャット型ツールのような自然なコミュニケーションをAIモデルにより発話する「対話型AIモデル」の実証実験を発表しました。
実験は、生成AIが出力した情報をリアルタイム対話技術を駆使することで、AIキャラクターによる接客の実用化を目指すというものです。内容は実際の商業空間において対話型AIモデルを活用し、利用者との自然な会話が可能かどうか、業務の効率化や接客品質の向上につながるかを評価するというもの。商業施設やショールーム、観光地などの接客・案内業務を想定し、現地職員の負担軽減や利用者の満足度などが検証されます。
なお、共同事業者であるAI modelが開発した高精細な映像を用いた生成AI技術に、カサナレ社は音声対話や文脈理解の対話技術に強みを持っています。キヤノンMJは今回、マーケティング活動を通じてその有効性を検証する計画です。キヤノンMJは今後もオープンイノベーションを推進し、AIとクリエイティブの融合による新たなサービスの創出を目指すとしています。
参照AIモデルとの自然な対話が生み出す新しい接客体験の実現へ AI modelおよびカサナレと共同で「対話型AIモデル」の実証実験を開始|キヤノンマーケティングジャパン株式会社

