画像:PR TIMES(株式会社NTT DXパートナー)より引用
株式会社NTT DXパートナーは2025年9月19日、茨城県とともに「AIエージェント活用実証実験」を2025年9月24日から開始する旨、発表しました。
実験の目的は、行政の業務をより効率よく進め、県民へのサービスを改善することです。茨城県はDX(デジタル化)を積極的に進めている自治体ではあるものの、取り組みがバラバラで、全体としてつながっていない点が課題となっていました。
実験は二段階で計画されています。第一段階は財務のチェック作業など一部の業務においてAIテストを行い、実際に役立つかを調べます。第二段階ではより範囲を拡大し、県庁の様々な業務を調査し、優先度の高いものからAIで自動化する仕組みを導入します。
AIエージェントとは、人の指示を理解して自分で考え、必要な作業を自動でやってくれるソフトウェアです。書類を確認したり、決められたルールに従って判断したり、他のツールと連携して処理することが可能です。これにより、従来人間が担当していた確認作業の手間を減らすと同時に、ミスの低減が期待される、とのこと。
茨城県は、この実験で得られた成果を県庁全体に広げて、役所の仕事のスピードを上げるとともに、職員の働き方を改善し、住民により良いサービスを提供できるようにしたい考えです。
参照茨城県で「AIエージェント活用実証実験」を開始|PR TIMES(株式会社NTT DXパートナー)

