京都市は2025年9月12日、市営バスに自動運転技術を導入するための実証実験を開始する旨、発表しました。
説明によると、京都市は今後、ルート選定や事業者の調整、採算性の検証に着手し、段階的に技術水準を高める計画です。2025年度中には運転士が同乗し、状況に応じて手動操作が可能な「レベル2」の公道実験や市民試乗会を開催。2026年度以降に、特定の条件下でシステムが全ての操作を担う「レベル4」に移行し、2028年度の営業運行を目指します。政令指定都市の市営バスで自動運転実証は初の事例となる見通しです。
今回の取り組みは、観光客の集中による混雑や深刻な運転士不足といった課題に対応する狙いがあります。京都市は観光需要に対応するため、様々なインフラ施策を実施してきたものの、運転士不足は深刻な状況です。京都市長は会見で「観光集中を是正するには新しいテクノロジーの導入が不可欠だ」と述べ、自動運転活用による課題解決への期待を示しました。市は補正予算案に実証関連費用として4700万円を計上し、今後は技術検証を進めながら、実運用に向けた制度設計や安全性の確認も段階的に進める方針です。
参照京都市バス、自動運転の実証実験へ 28年度にレベル4を目指す|日本経済新聞





