ウーバーがロサンゼルスで自動運転EVミニバン実証実験、100台規模まで拡大計画

画像:ジェトロより引用

ウーバー・テクノロジーズは2026年4月8日、米国ロサンゼルスで自動運転の電動ミニバンを使った公道での実証実験を開始し、将来的に100台規模まで拡大する方針を発表しました。

今回の取り組みは、フォルクスワーゲングループの自動運転企業MOIA Americaと連携して行われるものです。車両は6人乗りの電動ミニバン「ID.Buzz」が採用され、ウーバーの配車アプリを活用しながら、2026年後半には実際のサービス開始を目指しています。なお、今回の実験は安全性の確認や技術検証を目的として行われるもので、当面は車内にオペレーターが同乗します。MOIA Americaは今後、車両を100台以上に増やす計画です。

実験の背景には、ロサンゼルスが自動車都市であることが影響しています。鉄道やバスなどの公共交通が日本ほど発達しておらず、日常の移動手段として自動車の需要が高いため、配車サービスとの相性が良いとされています。ウーバーはすでに自動運転企業との提携を進めており、今回の実験を通じて本格的な自動運転サービスの展開を目指しています。

日本でも各地で自動運転の実証実験は繰り返されていますが、限定エリアでの試験運行や小規模な取り組みにとどまるケースも多く、米国のように配車サービスと連動して都市部で大規模展開を目指す動きは、まだ慎重な段階にあるといえます。

参照米ウーバー・テクノロジーズ、ロサンゼルスでミニバンを活用した自動運転の実験開始|ジェトロ