画像:アットプレス(タケロボ株式会社)より引用
タケロボ株式会社は2025年4月16日、魚津市立図書館(富山)にて同社が構築したAIを活用した図書検索サービス「図書館AIコンシェルジュ」の実証実験を発表しました。
「図書館AIコンシェルジュ」は、ユーザーの要望に応じてAIが該当したり関連する書籍を選択し、紹介するサービスです。利用者が専用端末に対して音声やタッチ操作で希望する本の内容を自由な言葉で伝えると、AIが図書館の蔵書データをもとに書籍を選択。これをユーザーに表示し、サポートするという内容です。
従来のキーワード検索との最大の違いは「あいまいな要望にも対応できる」という点です。キーワード検索では書籍や出版社の名称が全部あるいは一部でも一致しなければ、特定することができませんでした。しかし、「図書館AIコンシェルジュ」はユーザーとの対話で得られた様々な情報から検索するため、書名や出版社名を覚えていない場合でもたどり着くことができる可能性を秘めています。
実験は、魚津市立図書館1階のカウンターに専用端末を設置し行われます。サービス自体はAIプラットフォームを基盤にしたクラウドWEB型のため、スマートフォン等の端末でも導入・利用が可能とのことです。
参照富山県・魚津市立図書館にて「図書館AIコンシェルジュ」の実証実験を開始!キーワード検索では難しい本探しを可能に|アットプレス(タケロボ株式会社)

