全国初AIカメラ搭載の電池回収ボックス、神奈川県綾瀬市で実証実験開始

画像:綾瀬市より引用

綾瀬市(神奈川)は2026年6月1日より、全国初となるAIカメラを搭載した電池回収ボックス「アイゴミボックス」の実証実験を開始しました。

「アイゴミボックス」はJFEエンジニアリングが自治体向けサービスとして提供している「iGomi(アイゴミ)」の一環として、市民向けに設置される電池回収ボックスです。綾瀬市役所に設置され、アルカリ電池やリチウムイオン電池のほか、電池を内蔵した小型家電なども回収対象としています。利用者はタッチパネルで電池の種類を選択し、指定された投入口に入れる仕組みですが、種類が分からない場合には、搭載されたAIカメラが数秒で判別を行います。

リチウムイオン電池をめぐっては、通常のごみとして排出された際に、収集車や処理施設で強い圧力がかかり、発火や火災につながる事例が全国で相次いでいます。こうした背景から、自治体では電池の適切な分別や回収方法の整備が課題となっていました。

綾瀬市は今回の実証実験を通じて、利用者が電池の種類を判断しやすい環境を整え、誤った排出による火災リスクの低減を目指しています。回収された電池や小型家電を適切に資源循環へつなげることで、安全性の向上とリサイクルの促進を図る考えです。市は今回の取り組みを、今後の全国的な電池回収体制の参考事例にしたいとしています。

参照数秒で種類を判別…全国初「AIカメラ」搭載の電池回収ボックスの実証実験開始 神奈川・綾瀬市|FNNプライムオンライン