ロボット遠隔操作で高所作業の実証実験│株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー

画像:株式会社エヌ・ティ・ティ エムイーより引用

株式会社エヌ・ティ・ティ エムイーとカワダロボティクス株式会社は2026年5月20日、通信建設工事における高所作業を対象に、ヒューマノイドロボットを活用した省人省力化に向けた実証実験を開始しました。

実験の内容は、カワダロボティクスの人型ロボット「NEXTAGE」を活用し、高所作業を遠隔操作で安全に行えるか、作業状況を離れた場所から確認できるかを検証するというものです。屋内環境や実際の通信建設現場で、作業のしやすさ、安全性、生産性、耐久性などを確認し、実用化に向けた課題を洗い出します。

実験の背景には、日本全体で労働人口が減少する中、通信インフラを支える建設工事の現場でも人手不足が大きな課題になっていることが影響しています。また、高所作業は転落など重大事故につながる危険があり、作業員の負担が大きいことで知られる業務です。同社らはロボットの導入により作業者の負担を減らし、安全性を高める仕組みが求められるとの認識です。

ヒューマノイドロボットは人の体に近い構造を持つため、ラチェットレンチやドライバーなど既存の工具を使いやすく、人が作業する前提で作られた環境にも対応しやすい点が特徴です。同社らは今後、人とロボットが協力する新しい高所作業の形を確立し、通信建設業界の人手不足対策と安全な作業環境づくりにつなげる方針です。

参照NTT-ME とカワダロボティクス、ヒューマノイドロボットを活用した通信建設工事における高所作業の省人省力化に向けた実証実験を開始|株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー