自動運転バス、手動運転切替時に操作ミスで物損事故│弥彦村

画像:弥彦村(新潟県)より引用

弥彦村(新潟県)は2024年6月11日、県道石瀬吉田線の某所にて、公道実証実験中の自動運転バス「MiCa(ミカ)」をベースとした「ミコぴょん号」が車線変更時に接触事故を起こしたことにより、運休を発表しました。

弥彦村によると、事故は2024年6月11日、ミコぴょん号が停車中の車両を追い越すため車線変更した際、発生しました。ミコぴょん号には必要に応じてゲームコントローラーでの手動運転に切り替える機能を有していますが、追い越しの際、オペレーターが手動操作でミスを起こし、車両が反対車線に飛びし電柱のワイヤーに引っかかる事態となりました。

発生後、警察が確認したところ、事故による他車両との接触は確認されませんでした。しかし、ミコぴょん号前面右部のセンサーが破損。弥彦村はドライブレコーダーなどを確認し、事故の原因や対策、運行再開の可否が判明するまで、運行休止を決定しました。

参照自動運転車両の手動走行中における物件事故について