米国OpenAIは2023年1月5日、同社がジェネレーティブAI「ChatGPT」の関連サービスである「GPT Store」の近日公開を予告しました。
「GPT Store」とは、ユーザーが構築したオリジナルGPTを一般向けに公開するためのサービスです。社内問題により公開延期となって以来、時期を2024年1月とするだけで詳細な公開時期は明らかにされていませんでしたが、2024年1月5日に同社が会員向けに発信したメールによると来週中(受信時から起算)に公開が予定されていることが判明しました。
オリジナルGPTは同社がGPTプレミアム会員向けに提供しているGPTbuilderで構築できる独自性のあるモデルです。例えば「経理に特化した実務派GPT」や「特定の店舗に詳しいGPT」、「恋人のように寄り添う擬人的なGPT」など、ウェブ検索や汎用的なLLMでは難しい、多彩な特徴を持たせることが可能であり、自身やリンクを共有したプレミアム会員同士で使用することが可能です。
同社は「GPT Store」の利用について、ビルダープロフィールの設定や検証済みWebサイトの登録を説明しています。これらを設定することにより、作成したオリジナルGPTをストアに公開することが可能となる見通しです。