コーヒーやおでんも!三菱商事がインドネシアで同国初のEVコンビニ

画像:三菱商事株式会社より引用

三菱商事株式会社は2023年10月30日、インドネシアの小売法人でコンビニ「ローソン」ブランドを展開するPT Lancar Wiguna Sejahteraと協同でインドネシアの首都ジャカルタ郊外にて、電気自動車による移動式コンビニ「Mobile Lawson(モバイルローソン)」実証実験を開始しました。

三菱商事によると「モバイルローソン」は電気自動車を利用した移動式コンビニです。三菱自動車が手掛ける軽商用車にローソンの販売商品を積載したもので、電力を使用することにより、通常の商品に加えてドリップコーヒーやおでんの提供なども可能にしているとのこと。同国初のEVによるコンビニ展開でありながら、EVのメリットを最大限に活かした形です。

実験はジャカルタ郊外の新興都市「BSD City」で行われる予定です。「BSD City」はインドネシアの開発事業者が手がける都市ですが、自家用車での移動を前提とした設計であるため、車を所有していない層において日常生活に難が生じているとのこと。モバイルローソンによる直接的な販売行為だけでなく、需要調査も兼ねており、将来的な実店舗の出店計画にも活用されるものと見られます。

参照インドネシア・ジャカルタ郊外BSD Cityにおける電気自動車を活用した 同国初の移動式コンビニ「Mobile Lawson」実証実験開始について