画像:足利市より引用
栃木県の足利市は2023年9月29日、中山間部における物流改革などを想定したドローンによる物資空中配送実験を開始すると明らかにしました。
足利市によると、実施事業者は公募型プロポーザルにて選定された、山梨県の株式会社NEXT DELIVERYです。NEXT DELIVERY社は千葉県勝浦市や山口県美祢市など中山間部や郊外での物流および災害配送で実績を挙げており、選定においては足利市でも専門性や実績が評価され、82.4点/100点を記録しています。
実験は三和公民館~旧松田小学校区間(片道3km)、三和公民館~RECAMP足利(片道5km)の2区間が予定されています。いずれも足利市北西の山間にあり災害対応・物流に課題を抱えているエリアで、飲食物などの災害用品を運搬する予定とのこと。実施は2023年10月28日が予定され非居住区における目視外飛行であるレベル3環境で運行する計画です。
参照足利市ドローンを活用した物流実証実験業務委託に係る公募型プロポーザル 評点集計表