画像:熊本市より引用
OpenAI社の生成AI「ChatGPT」が熊本市でも業務検討に入っています。
熊本市は以前から職員を対象にしたGPT検証チームの結成に動いていました。今回、公募などにより100名からなるGPT検証チームが結成され、2023年6月6日、「ChatGPT」実証実験のために事前研修を実施しました。
熊本市が公開した資料によると、市が実施した研修は外部専門家を招いたものです。内容はGPTの概要やプロンプトエンジニアリングの理解、汎用的な使い方や活用事例の紹介など基礎的なもので、本格的な実験を前に理解を深める狙いがあると見られます。
熊本市は今後、2023年8月に実証実験を開始する計画です。その後、2023年9月までにガイドラインをまとめ、リスク管理やルール作成を目指すとのこと。当面の狙いは業務効率化が中心ですが、将来的には市民生活の向上にも寄与するものと見られます。