画像:丸紅株式会社/日経クロステックより引用
丸紅株式会社と富山地方鉄道株式会社は2023年6月、富山県黒部市の路線バスにて人工知能による顔認証技術を利用した運賃決済システムの実証実験を開始しました。
両者が実装したシステムは、車両に取り付けられたタブレット端末とアプリ型プリペイドカード「BANKIT」を組み合わせ実装したものです。乗客が降車時にタブレット端末のカメラに顔を向けると、人工知能が事前に登録された「BANKIT」の情報と照合し、決済。乗客は現金やスマートフォンがなくともが手ぶらでバス利用が可能となります。
両社は2023年6月1日より実証実験を開始しています。同実験は2023年8月31日まで行われる予定で、終了後は結果を踏まえて、より便利なサービスへの改良を目指すとのこと。将来的にはバスだけでなく、電車を含めた複数の交通機関への実装が予測されます。
参照丸紅と富山地鉄が路線バスで顔認証決済の実証実験、手ぶら支払いの事業化を目指す