八幡営農がアイガモロボを現場投入、120アール水田で活動か

画像:有機米デザイン株式会社より引用

水田を遊泳し雑草の成長を抑える、有機米デザイン株式会社のロボット・アイガモロボが続々農業現場に投入されています。

水田は稲作に欠かせない土地ですが、十分な品質・収穫量を得るには害虫や雑草対策など多様な配慮が求められます。こうした対策のなかに意図的にアイガモを遊泳させる「アイガモ農法」というものがありますが、同社のロボットはこれを自動化・代替することで、効率化および維持管理のコスト減を目指したものです。

アイガモロボットは正式リリースに向け、これまで33都道府県で210台もの実証繰り返してきました。今回、兵庫県の株式会社八幡営農が県として初のアイガモロボを導入に至ったとのこと。

アイガモロボは水や泥をかき混ぜながら遊泳し雑草を抑える機能を有しています。遊泳コースは専用アプリで制御され、広大な敷地でもスケジューリングに従い活動を継続することが可能です。八幡営農によると、アイガモロボは約120アールの広大な水田を往来する見通し。実力が期待されます。

参照アイガモロボ特設サイト

参照八幡営農