画像:くら寿司株式会社より引用
格安回転寿司チェーン店のくら寿司株式会社は2023年3月2日、店舗内での迷惑行為を防止するため人工知能を搭載した「新AIカメラシステム」を、全店舗に導入すると明らかにしました。
同社によると、導入したAIカメラは回転レーンを流れる寿司に対する、不適切行為を防止する役割を果たします。同社の商品は「抗菌寿司カバー」と呼ばれるカバーに覆われレーンに流れますが、AIカメラは寿司カバーの開閉を観察し、不審な動きと見られる場合、報告する機能を有しているとのことです。
不正行為が検出された場合、AIカメラは撮影した映像を遠隔管理システムの本部に送信します。本部では受け取った画像を精査し、店舗責任者への連絡や警察への通報などの対応を取るとのこと。不適切行為の抑止に対し効果が期待されています。

