鹿島建設らの羽田空港自動運転バス、定常運行に近い水準か

画像:羽田みらい開発株式会社より引用

鹿島建設株式会社は2023年2月、同社が自動運転技術のBOLDLY社や羽田みらい開発株式会社と共同で羽田空港第三ターミナル内に展開する自動運転バス実証実験について、合計599便を無事故での運行に成功したと明らかにしました。

鹿島社は2021年12月より、羽田空港第三ターミナル~「HANEDA INNOVATION CITY」区間において自動運転バスの走行実験を繰り返してきました。第4回目となる今期は2023年1月5日~2023年3月31日にかけ実施予定で、乗車無料・毎日8便という定常運行に近い環境を再現しているとのこと。公表時点で合計599便が出ましたが、いずれも無事故とのことです。

鹿島社らは将来的に、羽田空港内における自動運転バスの定常運行を目指しています。計画当初は批判的・懐疑的な意見も多く飛び交いましたが、定常運行に近い形でも順調であり、実現はかなり近づいているものと見られます。

参照公道で自動運転バスの長期実証実験を実施 〜「HANEDA INNOVATION CITY」と羽田空港第3ターミナル間において〜