日進市、レベル4自動運転バスの実装目指し6者で実証実験

画像:日進市より引用

愛知県日進市は2023年1月25日、2022年に日進市が設立した、BOLDLYや名鉄バス、セネックやマクニカ、名城大学からなる産官学自動運転実装コンソーシアムによる自動運転バスの社会実装に向けた実証実験を開始すると明らかにしました。

日進市によると、実験はフランス・ナビヤ社の自動運転バスにより行うもので、オペレーター搭乗によるレベル2相当の「フェーズ1」からはじまり、レベル4環境で信号と自動運転バスが通信により連携する信号協調を検証する「フェーズ2」へと移行するというもの。2024年末までに既存路線「ぐるりんばす」に自動運転バスの路線ダイヤを加えるという本格的な実装を目指しています。

コンソーシアム傘下組織の役割分担も明瞭です。情報によると、実験バスの調達や改造、メンテナンス等はマクニカ社が担当し、名鉄バスが運行を担当。日進市が全体を統括し、セネックがBOLDLY開発の運行管理プラットフォームを利用して、遠隔地からバスの監視を行うとのこと。今回の実験は日進市役所~日進駅の約5kmを走行するというもので、2023年1月25日~2023年2月28日にかけ実施が予定されています。

参照自動運転バス実証実験を実施します!