NTTドコモが本社ビルにAI顔認証を導入!

米国リアルネットワークス社の日本法人は2022年7月5日、同社が展開するAI顔認証技術によるゲートシステム「SAFR(セイファー)」が株式会社NTTドコモの本社ビル入口に導入されたと明らかにしました。

セイファーはライブビデオ用に最適化されたソフトウェアで、映像から約0.1秒で個人識別を完了するなど、認証スピードの速さや正確さが評価されています。マスクを着用していても問題なく識別するなど精度も高く、医療機関配布予定のマイナンバーカードリーダーの顔認証システムにも採用が決定しています。

物理セキュリティと利便性の両立

NTTドコモは入隊ゲートシステムに設置することで、物理セキュリティと利便性の両立を目指すとしています。本社ビルでは約8,000人の従業員が往来しますが、同社はセイファー設置ゲートを9基設置することで、往来を妨げることなくセキュリティを確保を行うとのこと。

なお、NTTドコモはセイファーの販売代理店でもあります。法人向けにシステムを活用したソリューションを提供する考えも明かしています。

参照NTTドコモ、入退ゲートにAI顔認証プラットホームを導入–マスク着用時の認証も可能