海上の石油タンクをドローンが自動巡視する実証実験│KDDIスマートドローン株式会社

画像:KDDIスマートドローン株式会社より引用

KDDIスマートドローン株式会社2026年2月18日、むつ小川原石油備蓄株式会社とともに、青森県のむつ小川原国家石油備蓄基地にてAIドローン「Skydio X10」を使った自動巡視の実証実験を行い、自動巡視が可能であることを確認しました。

むつ小川原国家石油備蓄基地は、日本最大級の石油備蓄施設です。陸上のタンクだけでなく、沖合約3キロメートルにある海上設備も持っていますが、これまでの点検は人が現地に向かい、車や船を使う必要があり、人手不足や燃料費の増加が大きな課題となっていました。

実験では、携帯電話と同じ4G LTE通信を使ってドローンを遠隔操作し、海上の一点係留ブイまで飛行させて撮影を行いました。さらに基地内では決められたルートを自動で飛ばし、安定して同じ巡視ができるかを確認。これにより、遠く離れた場所からでも映像を見ながら点検できる技術の有効性が確認されました。

同社らは今後、ドローンによる自動巡視を日常の点検業務に取り入れ、船や車の使用を減らすことでコスト削減を進め方針です。また、写真測量の技術を使って地形の変化を細かく把握し、事故を未然に防ぐ管理体制の実現を目指すとしています。

参照AIドローン「Skydio X10」を活用した石油備蓄基地の広域自動巡視に成功|KDDIスマートドローン株式会社