画像:BRJ株式会社より引用
BRJ株式会社は2025年11月4日、1万6000人以上が居住する福岡市東区のアイランドシティにて自動運転バスの実証実験を発表しました。
BRJ社によると、実験は2025年11月9日~2025年11月21日の期間、行われます。対象期間中1日7便が無料で運行され、走行データの取得や利用者アンケートを通じて安全性や交通サービスとしての実現性を評価する、とのこと。アイランドシティは商業施設や医療機関、教育施設などが点在するエリアで、施設間の移動には徒歩で15分以上かかるケースも多い状況です。このため、電動キックボードなどのシェアリングモビリティが補完的な交通手段として提供されています。
実験に投入される車両はLiDARを搭載して周囲の状況を検知しながら自動で走行する、オーブテック社製「Mica」です。安全性確保のため、運行方式はオペレーターが同乗するレベル2での実施、とのこと。BRJ社は、今後のデータ分析を通じて地域交通の利便性向上や持続可能な交通体系の構築に向けた検討を進めるとしています。
参照自動運転バスの実証実験を福岡市のアイランドシティで実施|BRJ株式会社





