画像:札幌市より引用
札幌市は2025年10月21日、新たな観光周遊の可能性を探究するなどの目的から、市の定山渓地区にて自動運転バスの実証実験開始を発表しました。
札幌市によると、実験は2025年10月21日~2025年11月3日に行われます。走行ルートに温泉街や観光名所を対象にした「秋の定山渓満喫ルート」と「湯けむりナイトルート」の2種類を設定。市民参加可能で、定員7名・乗車無料で実施しています。
実験は安全上の理由からオペレーター同乗のもとに実施されます。ただし、走行中は安全確保のために必要な状況等を除き、基本的に自動運転システムによる運行が行われるとのこと。札幌市は実証実験を通じて移動の利便性と快適性の向上を図るとともに、自動運転バスを単なる移動手段ではなく「観光コンテンツ」としての活用を検討する方針です。

