2025年10月16日、栃木県庁にて栃木県無人自動運転移動サービス推進協議会が開かれ、下野市(栃木)で、県内で初めてとなる「レベル4」による自動運転実証実験の運行計画が決定しました。
情報によると、実験は2026年2月にもスタートする見通しです。下野市はこれまで、運転席にドライバーを配置した「レベル2」による実証実験が行われてきたエリアです。今回はこうした成果と課題を踏まえ、完全無人での運行を目指す「レベル4」へと段階を進める方針とのこと。また、小山市と連携し、運行管理の共有化やデータ連携による効率化を検証し、広域運行のモデルケース構築も予定されています。
小山市でも自動運転による実証実験が計画されています。小山市では、下野市のものと同型の車両を用いてJR小山駅周辺約3キロ区間にて実験を行う計画とのこと。対象期間は2025年11月2日~2025年11月18日で、一般乗車を伴う「レベル2」の走行実験が計画されています。協議会では、実証の進展に加え、県民が自動運転車に実際に乗車し、技術への理解と信頼を深める機会の重要性が指摘されました。将来的な社会実装に向けて、安全性の確保と社会受容性の向上が期待されています。
参照自動運転バス実証実験、運転手なしの「レベル4」へ 県内初、来年2月にも 隣接市とも連携|Yahoo!ニュース

