画像:トヨクモクラウドコネクト株式会社より引用
トヨクモクラウドコネクト株式会社はこのほど、須恵町(福岡県)と連携し、オンライン申請業務を支援する「審査AI」の実証実験を開始していることを発表しました。
「審査AI」とは、複雑な行政手続や書類家訓品業務に対してAIがサポートを提供し、支援するという内容です。一次審査の前段階である申請内容の初期チェックや不備修正依頼を自動化し、審査全体のリードタイム短縮と職員負荷の軽減を目指すというもの。AIによる自動対応の後、人による最終確認へ引き継ぐことで、住民を待たせない迅速な行政サービスの実現を狙っています。
実証実験は2026年3月末まで実施され、給付金オンライン申請の審査プロセスを対象に、AIの精度や運用効果の検証を行います。申請者支援や職員補助を目的とした“アシスタント”としての役割を担うことで、人の目によるチェック体制との両立を図ります。また、不備修正においては、AIが申請者へ修正依頼メールを自動送信し、再申請の受付までを一貫して処理します。
同社らは住民・職員双方の時間を節約し、公平で迅速な行政サービスを実現することを目指しています。
参照トヨクモクラウドコネクト、福岡県須恵町と連携し「審査AI」の実証実験を開始|トヨクモクラウドコネクト株式会社

