画像:豊田通商株式会社より引用
豊田通商株式会社は2025年10月21日、先進モビリティ株式会社、日本工営株式会社、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社とともに、人の手を介さなくても自律的に走行するレベル4自動運転トラックの実現を目指す総合実験を始めました。
このプロジェクトは、いすゞ自動車、日野自動車、三菱ふそうトラック・バス、UDトラックスの協力のもと、進められています。実験内容は新東名高速道路の新御殿場インターチェンジ~岡崎サービスエリアを自動運転技術を使って走行するというもので、人の手を介さずに自動走行するレベル4走行に加えてマニュアル走行や運転手が一部操作するレベル2走行を組み合わせ、さまざまな場面で安全性を検証します。
実験現場となるサービスエリアでは、駐車や合流の検証も行われます。また、道路の設備から送られてくる「前方に故障車がある」などの情報を使った、自動車線変更や速度調整機能も検証。前方での事故発生など、異常が起きたときに遠くから見守り、止めることができる仕組みも確認する方針です。
実験はトラックドライバー不足など、社会課題解決を目的に進められています。実験は2025年12月まで続く予定で、結果は「レベル4自動運転トラック導入の手引き」や「自動運転トラック活用ガイドブック」としてまとめられる予定です。
参照レベル4自動運転トラックの社会実装に向けた実証開始|豊田通商株式会社




