画像:PR TIMES(JR西日本京都SC開発株式会社)より引用
JR西日本京都SC開発株式会社は2025年5月1日、同社の商業施設「京都ポルタ」にて警備ロボット「SQ-2」による実証実験を発表しました。
同社によると、実証実験は警備ロボット「SQ-2」を有人警備を連携し、京都ポルタの警備機能の強化を図るというものです。対象エリアは京都駅直結の地下街および南エリア(駅ビル地下2階)で、館内の巡回および立哨業務の一部をロボットが担うとのこと。巡回や立哨、来館者対応といった警備業務を補完することで、施設の管理効率向上やコストの削減が期待されています。
導入された「SQ-2」は、SEQSENSE社が開発した次世代警備ロボットです。主にロボットや自動運転の空間認識に使用される3D LiDARセンサーを搭載し、歩行者の動きや環境の変化をリアルタイムで把握できる能力を備えています。自己位置推定や経路計画のアルゴリズムも搭載し、自律的な巡回と状況対応が可能です。
JR西日本京都SC開発は実証実験を2025年4月27日から実施しています。実験は2025年7月31日まで行われる予定で、同社とSEQSENSE株式会社が共同で取り組むとのこと。実証実験を通じて、将来的な警備業務の自動化と品質向上を目指すとしています。
参照京都ポルタで警備ロボット「SQ-2」による実証実験を実施中|PR TIMES(JR西日本京都SC開発株式会社)

