画像：清水建設株式会社より引用

清水建設株式会社は2025年4月11日、アルプスアルパイン株式会社、オムロン株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社の4社が正会員として活動する一般社団法人次世代移動支援技術開発コンソーシアムが、日本科学未来館と共同開発を進める視覚障がい者向けの自律型ナビゲーションロボット「AIスーツケース」の実証実験を大阪・万博にて実施する旨、発表しました。

AIスーツケースとは、スーツケース型の外観に各種センサーやAIを搭載し、音声や自動誘導により、目的地まで視覚障がい者をサポートする機能を持つロボットです。これまで、複数の商業施設や空港などでの試験実績を積んでおり、万博においても、未来社会ショーケース事業の一環として「スマートモビリティ万博」に採用されました。

万博での実験は2025年4月13日～2025年10月13日までの6か月間にわたり行われます。内容は20分程度のショート・ツアーと50分のロング・ツアーの2種類で、日本語、英語、中国語に対応。視覚障がい者を含む1～4人までのグループが1台のロボットで体験可能となっています。なお、予約受付にも対応しており、専用サイトまたは電話・メールにて申込可能です。

参照自律型ナビゲーションロボット「AIスーツケース」実証実験｜清水建設株式会社