東京都荒川区はこのほど、AI(人工知能)を搭載した防犯カメラを導入し、有効性を検証するための実証実験を実施します。
情報によると、導入される防犯カメラはAI技術によるヒトの顔の識別機能を備えたもので、警察と連携し子どもや認知症の人の捜索の迅速化や、事件・事故の早期解決に役立てられる見通しです。いっぽうで、プライバシー保護の観点も重視し、収集された映像は一定期間後に消去されるほか、限られた職員のみが映像にアクセスできる体制を取っています。
実証実験は日暮里駅や西日暮里駅の防犯カメラ33台をAI対応に更新する形で行われます。荒川区は実証実験の結果を踏まえて、将来的に防犯カメラ設置エリアの拡大を検討する方針とのことです。
参照東京 荒川区 AI搭載の防犯カメラ導入の実証実験へ|首都圏 NEWS WEB

