画像:株式会社AirXより引用
株式会社AirXは2025年2月10日、国立研究開発法人建築研究所や複数の共同研究機関と連携し、都市・建築分野における大型ドローン、いわゆる空飛ぶクルマの飛行実証を中心とした各種検証を2025年2月18日に実施する旨、発表しました。
AirX社によると、実験は茨城県つくば市のつくば空飛ぶクルマテストフィールドにて、報道陣公開のもとに実施されます。実験は、遠隔臨場技術を活用し、搭乗者視点での観察や分析を行うほか、飛行による風速や騒音の計測など、建築物や人への影響を調査するというものです。人や物の輸送、観光分野での活用を想定し、将来的な社会実装に必要な要件を明らかにするため行われます。
実験に投入される、空飛ぶクルマは、電動で駆動する機体が採用されています。都市部での活用を想定し静音性とコンパクト設計を重視したモデルで、事前にプログラムされた飛行ルートに従い、パイロット不要の自律飛行が可能とのこと。地上のコントロールシステムと常時接続にも対応し、安全性の確保や緊急時対応も可能です。実証実験を通じて得られるデータや知見を、社会実装に向けた指針として活用するものと見られます。
参照AirX、国立研究開発法人 建築研究所と連携し、都市・建築における空飛ぶクルマの活用に向けた実証実験を実施ル|株式会社AirX

