近畿大学病院でアバター駆使したリモート受付実証実験│AVITA株式会社

画像:PR TIMES(AVITA株式会社)より引用

AVITA株式会社は2025年2月4日、医療現場におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の一環として、アバター技術を活用したリモート接客サービス実証実験を近畿大学病院にて実施すると発表しました。

AVITA社によると、実験は2025年2月10日よりスタートしています。受付に設置されたディスプレイ上に表示されるAVITA社が提供する「AVACOM」アバターが、来院者の問いかけに応じ、遠隔地にいる受付担当者によって操作されるというものです。公表時点で実験は受付業務に留まりますが、将来的には手術や入院時の説明など医療現場における様々なシーンでの活用も検討されます。

AVITA社によると、近畿大学には1日平均約2,200人の外来患者と750人の入院患者が来院しています。受付における待ち時間の長期化は患者や家族の負担となるほか、国際化に伴う多言語対応を求める声もあります。同社らは、AIやリモート接客技術を駆使することで、迅速かつ効率的な対応を実現するとともに、来院者が気軽に相談できる環境の整備を目指しています。

参照近畿大学病院でアバター活用による受付省人化の実証実験を実施|PR TIMES(AVITA株式会社)