画像:千葉市より引用
千葉市は2025年1月、老朽化が進む雨水管の維持管理を効率化するため、水陸両用走行型ドローンを活用した地下雨水管点検の実証実験を2025年1月16日より実施する旨、発表しました。
千葉市による実験は、国土交通省が実施する事業の一環として、老朽化インフラの管理手法の改善を目的に行われます。実験を担うのは炎重工株式会社が提供する水陸両用走行型ドローンで、雨水管内を走行しながら内蔵カメラで管内のフルHDの高画質で撮影するという内容です。撮影した映像は地上のモニターに送信され、走行性能や耐久性などとともに、雨水管内のメンテナンスに必要な情報を提供できるかが検証されます。
実験の背景として影響しているのは、雨水管を含む下水の点検に要するコストです。千葉市は総延長約3,800kmに及ぶ下水道管を有していますが、従来の方法では維持管理に膨大なコストを要するため、ドローンによる検証が行われます。
参照水陸両用走行型ドローンを活用した雨水管点検実証実験を実施します

