画像:パナソニック ホールディングス株式会社より引用
パナソニック ホールディングス株式会社は2024年12月2日、同社が開発した遠隔操作型ロボットを活用した移動型無人販売サービス「PIMTO(ピムト)」による、新宿御苑での実証実験を発表しました。
実験の内容は2024年11月7日~2024年12月8日にかけ、観光名所の新宿御苑にて、移動型無人販売サービス「PIMTO(ピムト)」による商品販売を行うというものです。「PIMTO(ピムト)」は、パナソニック社が開発した遠隔操作型の移動販売ロボットで、工事不要で景観を害さずに販売活動を行えるほか、販売間口増加の容易さや業務負担の軽減、福祉的就労の活用など、複数の長所を持っています。遠隔操作型であるため人の管理を必要としますが、専用アプリ「PIMTO UI」により、商品の在庫補充や入れ替え、移動など複数の業務を簡易処理することも可能です。
パナソニック社は新宿御苑での実験について、来園者の購買体験の向上と効率的な運用モデルの確立を目指す、としています。新宿御苑は、季節ごとに変化する自然や庭園が持つ歴史に関心を寄せる訪日外国人が増加しているエリアのひとつで、ニーズに合わせた多彩な商品展開や利便性の高いサービス提供が求められています。同社は「PIMTO」の活用により、商品の販売エリアを柔軟に移動させることで来園者のニーズに即した販売を行い、サービスの質を維持しつつ満足度の向上を図る、としています。
参照新宿御苑での実証実験に移動型無人販売サービス「PIMTO」を提供

