画像:西都市より引用
西都市(宮崎)は2024年12月2日までに、宮崎県初となる自動運転バスを用いた公道実証実験を発表しました。
西都市によると、実証実験は西都市や国立大学法人宮崎大学、三和交通株式会社、宮崎交通株式会社、西日本電信電話株式会社宮崎支店などからなる「さいと自動運転推進コンソーシアム」の協力のもと、実施されます。実験は2024年12月下旬までを予定に市役所や商業施設等、市内の各所を巡るというもので、2024年12月2日〜2024年12月24日にかけて一般乗車も受付けます。
走行車両には株式会社マクニカ製の6人乗りのEVバスが採用されました。運行はオペレーター搭乗のもと、自動運転システムが運転操作に必要な認知、判断、操作を代替するレベル2相当のスタイルで、自動運転技術の実用性等の検証が行われます。
なお、西都市は鉄道や地下鉄等が存在せず、公共機関はバスしかないという現状を抱えています。少子高齢化の加速による、担い手不足も強く懸念され、技術による解決が急務となっています。

