兵庫県、AI防犯カメラを活用した実証実験第2弾を開始

画像:兵庫県より引用

兵庫県は2024年11月8日、客引き禁止エリアでの条例違反行為を防止するため、AI防犯カメラを活用した第2弾の実証実験を発表しました。

兵庫県が発表した実験は、AIがカメラの撮影映像から複数人が一定時間滞留する様子など客引き行為が疑われる状況を検知し、注意喚起の音声を流したり客引き防止指導員のスマートフォンに通知するなど、必要な対応を行うものです。県による実験としては第2弾となるもので、設置カメラの増設や検出回数によるアナウンス内容の変化、指導員への画像付きメールなど前回実験の結果を踏まえた改善点が追加されています。

兵庫県によると、第1弾の実験ではAIカメラの導入により、客引き行為による滞留と見られる検出数が約10〜15%減少しました。今回の実験では、前回実験の課題に対する改善策を導入したほか西宮市対象2地区での新規導入を決定。2024年11月13日〜2025年1月31日にかけて成果を検証し、本格運用に向けた課題解決を目指すとしています。

参照兵庫県客引きストップ!プロジェクト「AI防犯カメラを活用した実証実験第2弾」の実施