画像:PR TIMES(豊橋市)より引用
豊橋市(愛知)は2024年11月14日、東京都文京区のスタートアップ企業ジオ・マーク株式会社と連携し、同社が開発したウェブアプリ「QRan(クラン)」による、商店街情報発信を目的にした実証実験を発表しました。
豊橋市によると、クランは地域振興を目的としたポータルサービス形式で提供されます。対象となるのは豊橋市にある商店街・大豊商店街の店舗で、各店舗の概要、営業時間、定休日、SNS情報などを統一的に掲載。さらにアプリ内で各店舗の位置を地図上の表示することで、ユーザーがアプリ上で直感的に目的店舗の位置を把握したり、現在地に近い店舗へのアクセスできるよう促します。
ポータルサービスとして提供する背景には、各店舗が抱える高齢化や人材不足によるウェブ対応の難しさが影響しています。そこで、クランは各店舗の経済情報や内容等のコンセプトの統一によりウェブ対応の負担を減らしつつ、商店街全体の集客力向上を目指しているとのこと。実験は豊橋市が展開する補助事業の一環として実施されます。
豊橋市によると、実証実験は2025年1月まで実施し、完了後は報告会の開催を予定としているとのこと。成果の内容によっては他地域への展開も計画されています。
参照商店街の情報発信を支援、愛知県豊橋市でスタートアップが実証実験をスタート

