画像:愛知県より引用
愛知県は2024年9月30日、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社を幹事社とする6社共同体が、2005年開催の愛知万博跡地を利用した大規模な公園モリコロパークにて自動運転技術や歩車共存を目標に自動運転バス実証実験を実施する旨、発表しました。
愛知県によると、実験に投入されるのはいすゞが開発した自動運転大型バス「エルガ」です。エルガは3Dマップ方式とGNSS(Global Navigation Satellite System)を利用した高度な自律走行能力を有しています。ルートの自己位置推定を正確に行う能力を有しており、実験の舞台となるモリコロパークエリアでは、他の園内バスが混在した環境で走行既存の交通システムとの調和を検証するほか、アバターを通じた運行管理や乗客の安全を目的としたカメラ映像による姿勢検知システムもテストするとしています。
実験は2024年10月9日~10月25日の平日、モリコロパーク(地球市民交流センター~ どんどこ森)約20分のコースで行われます。試乗時間は午前9時~午後5時までで、不定期で1日5往復運行予定とのこと。試乗は事前予約が不要で、乗車料金は無料。乗車希望者は「地球市民交流センター」からの乗車が推奨されています。

