「OpenAI社が汎用人工知能(AGI)の開発に取り掛かっている-」、米国の各報道メディアを中心としたさまざまなメディアがOpenAI社の新たな取り組みを報じています。
情報によると、OpenAI社は「Strawberry」と名付けられたコードネームのもとに、AGI開発を進めているとのこと。OpenAI社は2023年にも「Q」と呼ばれるプロジェクトでAGI開発に着手したと報じられましたが、公表時点で「Strawberry」との関連について公式的な発表は確認されていません。
汎用人工知能(AGI)とは、人工知能(AI)より広範で人間に近い対応力を持つとされる技術です。ChatGPTをはじめとする人工知能(AI)は、LLMと呼ばれるデータをもとに自動車運転や画像生成など、特定の仕事や問題を解決するために作られたシステムですが、人間のように新たな概念を創造するような能力はありません。しかし、汎用人工知能(AGI)は、人間のように様々なデータから推論を行い、学ぶことにより、広い分野において人と同じような想像性や柔軟性の発揮が期待されています。
なお、公表時点で実用に至るほどの汎用人工知能(AGI)は登場していません。OpenAI社はChatGPTで革命を起こした企業ですが、一般的にはAGIは研究段階と見られ、将来的な発表が期待される状況です。
参照Exclusive: OpenAI working on new reasoning technology under code name ‘Strawberry’

