日本政府、2025年までに全都道府県で自動運転レベル4導入推進

画像:読売新聞より引用

2025年度までに自動運転レベル4を全都道府県で推進する計画を日本政府がデジタル行財政改革の取りまとめ案に盛り込むことが2024年6月11日、明らかになりました。

情報によると、日本政府は首相が議長をつとめる「デジタル行財政改革会議」を開催し、正式決定する予定です。「デジタル行財政改革会議」は医療や子育て、交通など多岐にわたる分野においてデジタル技術の利活用を検討したものですが、自動運転レベル4は「交通」分野の主要改革のひとつとなる見通しです。

日本国内における自動運転の導入状況は現状、水準・規模ともに全都道府県の導入とはほど遠い状況です。一般道での運行は全国で10箇所前後、レベル4に至っては1箇所のみとなっており、導入加速の推進が急務となっています。政府はこのため、自動運転の走行に必要な審査期間を約1年から2カ月に短縮するなど、急加速案を盛り込むことで、導入の後押しを進めるものと見られます。

参照自動運転「レベル4」全国で推進、ライドシェアにバス・鉄道事業者…デジタル行財政改革の取りまとめ案判明