画像:株式会社マクニカより引用
株式会社マクニカは2024年6月14日、NTTビジネスソリューションズ株式会社や西日本電信電話株式会社協力のもと沖縄県南城市にて実施した自動運転バス実証実験の結果、多くの参加者から肯定的な意見が得られた旨、を公表しました。
実験は2024年2月23日~2024年2月29日、市の公道約1km間をGama社(旧NAVYA社)の自動運転EVバスARMAを用いて走行するという内容です。マクニカ社が導入したARMAはハンドル・アクセル・ブレーキがなく、センサーやレーダーで周囲の安全を確認する機能を備えています。実験では安全上の理由からドライバー搭乗のもと行われましたが、将来的には無人運行も計画するため、遠隔監視による運行管理実験も行われました。
実験には南城市に住む市民も参加しました。参加者約500名から回収アンケートは、「同じルートを自動運転バスが走る場合、あなたは乗りますか?」という質問に対し98%以上が「乗りたい」、または「季節によっては乗りたい」と回答。
「バスの乗り心地はどうでしたか?」という質問に対し92%以上が「良い」、または「普通」と回答。
さらに「乗車中に不安を感じましたか?」という質問に対し95%以上が乗車中に不安を感じていない旨、回答するなど、概ね好意的な反応が伺える内容となりました。マクニカ社は実証実験の結果を踏まえ、南城市や関係会社との連携し、サービスの実用化を目指すとしています。

