JR西日本イノベーションズ、3Dプリント住宅のセレンディクスと資本提携

画像:株式会社JR西日本イノベーションズより引用

JR西日本グループの株式会社JR西日本イノベーションズは2024年5月22日、3Dプリンター住宅ベンチャーのセレンディクス株式会社との資本業務提携を発表しました。

セレンディクス社は「車を買う値段で、家を買う。」をテーマに、3Dプリンター住宅の建築事業を進めている企業です。木造と比較しコスト高であるSRC造でありながら1千万円を切る価格で販売するコストパフォーマンスに加えて、約24時間で完成に至るスピード感、耐震性の高さなどから、国内の数少ない有望産業として、注目を集めています。

JR西日本は、セレンディクス社が持つ3Dプリンティング技術を、駅舎や鉄道施設に応用する計画です。JR西日本は現在、約1,100もの駅舎を有していますが、老朽化が深刻な駅も多く、維持管理のコストが懸念されるとのこと。低コストでの施設更新を可能にする3Dプリンティング技術に期待が寄せられています。

参照JR西日本グループとセレンディクス株式会社との資本業務提携について