マーケティングDX事業者のAIQ株式会社は2024年3月27日、大手通信事業者のKDDI株式会社と共同で、バーチャル空間「αU place(アルファユープレイス)」にて人工知能を利用した接客AIサービス実証実験を実施すると発表しました。
AIQ社によると、実験に投入される接客AIは、同社の技術である「プロファイリングAI」と「対話最適化AI」を組み合わせ実現したものです。「プロファイリングAI」は様々な学習データから対象の本質を見抜くことに特化しており、抽出したデータをαU placeに出店している店舗や実在のスタッフのSNS投稿を生成元とする「対話最適化AI」で言語化。対象の個性や価値観に沿った自然なコミュニケーションを提供するとしています。
実験現場となる「αU place」はKDDIが提供するバーチャルショッピングサービスです。単なるネットショップの枠に留まらない実店舗の空間や陳列、内装などを再現したサービスで、実験期間中(2024年3月27日〜2024年4月14日)はAIサービスによる接遇を提供しています。両社は実験を通してより質の高い顧客体験を実現し、サービス向上を目指すとしています。
参照KDDIとAIQがバーチャル空間上で接客AIを活用した未来のショッピング体験の実証実験を開始/AIQ株式会社