相模原市、NECによる国産生成AIの初実験を決定

画像:相模原市より引用

神奈川県相模原市は2023年10月16日、NEC提供の生成AIによる業務効率化を目的とした、自治体初の実証実験を行うと発表しました。

相模原市が導入するAIは2023年7月にNECが開発したモデルです。国内では米国OpenAI社による「ChatGPT」が先行しますが、NECの生成AIは日本語に特化した仕組みや専門用語への対応等が可能であるうえ、個人情報や機密情報対策が可能であるとしています。

相模原市は2023年10月19日にNECと締結式を開催しており、2023年11月から現場に投入する見通しを明かしています。国産の生成AIによる実験は自治体では初であり、安全性や利便性を兼ね備えた成果が期待されます。

参照国産生成AIの共同検証を開始します