千葉県柏市でこのほど、走りながら充電できる「走行中充電」技術の全国初となる公道実証実験がはじまりました。
実験の対象となるのは「走行中充電」技術は電気自動車を対象にした新技術による充電システムです。研究しているのは東京大学や自動車会社に不動産会社などで、車体の下にコイルを取り付けた電気自動車が、コイルを埋め込んだ道路を走行することで充電を可能にしています。
東京大学らはこれまで約10年間にわたり研究を継続してきましたが、柏市協力のもと全国初の公道走行実験の実現に至ったとのこと。実験は2023年10月~2024年3月が予定され、期間中、充電の効果などを確認するとしています。
電気自動車の欠点は大量のバッテリー積載による車体の重さや充電インフラの不足とされています。走行中充電の実現はこれらの課題を解決する可能性もあり、成果が期待されています。
参照“EV 走らせながら充電” 初の公道上での実証実験 千葉 柏