楽天とタカラ・エムシー、購買層分析による広告をAIサーネイジで実証実験

画像:株式会社タカラ・エムシーより引用

株式会社タカラ・エムシーは2023年9月27日、楽天グループが共同で同社運営のスーパーマーケット「フードマーケットマム 若林店」にてAIカメラ付きデジタルサーネイジの実証実験を開始すると明らかにしました。

実験は店舗内の合計11か所にAIカメラ付きサーネイジを設置し広告を放映するというものです。もちろん単に広告を流すのではなく、AIが通行者の視聴状況や年代・性別、購買傾向を分析・これに基づいた販促、ニーズに沿った広告表現や、「楽天ポイント」を使用した視聴促進などを行う予定としています。

発表によると、楽天グループとタカラ・エムシー社よる広告ソリューション実験は今回が初となります。楽天は店舗空間における新たな広告手法の開発を、タカラ・エムシー社は新手法による購買体験の提供・店舗の価値拡大を図るとのこと。最新テクノロジーによる実験の成果が期待されます。

参照タカラ・エムシーと楽天、AIカメラ付きデジタルサーネイジを活用した実証実験を実施