JR九州、人工知能による多言語案内サービスAI駅員実証実験

画像:九州旅客鉄道株式会社より引用

九州旅客鉄道株式会社(JR九州)は2023年9月、沖電気工業株式会社、株式会社日立製作所協力のもと、人工知能による利用者案内システム「AI駅員」の実証実験を開始すると明らかにしました。

JR九州によると、導入されるAIは「七星 未来(ななほし みく)」と名づけられ、専用モニターをタッチするか、スマートフォンからのアクセスにより会話が可能となります。主な機能は利用者へのガイドサービスで、電車の乗り換えや時刻の案内、路線情報などを提供する予定とのこと。また、日本語圏外のユーザーを想定し多言語にも対応しており、AIによる自然な案内サービスの提供が期待されます。

同社によると「七星未来」は、鹿児島本線の小倉駅や香椎駅、長崎本線の佐賀駅、諫早駅にて導入される予定です。実験期間は2023年10月2日~2023年12月24日の約3か月で期間中、機能や利便性を検証するとしています。

参照AIを活用したお客さま案内『AI駅員』の実証実験を実施します