ローソン、リモート駆使してアバター接客の実証実験

画像:株式会社ローソンより引用

コンビニ大手の株式会社ローソンは2023年6月29日より、アバター事業のAVITA株式会社とともにデジタル技術を活用したアバターを福岡県のローソン博多東比恵三丁目店に導入し、実証実験を行いました。

ローソンが投入したアバターは店内に設置されたモニターを通して、来店者に接客業務を行うものです。アバターであるため応対は人工知能ではなく、遠隔地に住むオペレーターがリモートで対応するというもの。実験では売場案内やセルフレジの利用方法などさまざまな問合せが寄せられますが、スムーズな対応が取られています。

ローソンはアバターの導入により、人手不足対策の一環になるとの見方をしています。

時間や場所、年齢や性別、障害等を問わずに業務をこなすことができるうえ、一人のオペレーターが複数の店舗を受け持つなど、より効率的な人員配置も可能になるとのこと。同社によるアバター実験は3例目となりますが、今後も技術開発を継続し本格実装を目指すものと見られます。

参照<福岡県>アバター接客を九州エリアの店舗に初導入