静岡県浜松市でこのほど、消費電力で課金する新たな電気自動車用充電スポットを設置し、普及に向けた課題を探るための実証実験を開始しました。
現在普及している電気自動車用の充電スポットは、メーカーのサブスクリプションプランにより充電時間で課金されます。ところが、既存の充電スポットは車種や充電性能によって時間あたりの消費電力に差が生じてしまうため、公平ではないとの指摘がありました。
浜松市で設置された充電器は電力量で計算することで不公平感の解消を目指したものです。実験を行うのは市内のスタートアップ企業で、知見やデータを集め普及を目指すとしています。
自動車市場では現在、ガソリン価格の上昇による懸念が広まり、電気自動車市場への注目度が増しています。原因は原油価格および円安の影響によるガソリン価格の高騰で、2023年9月には政府による激変緩和措置が段階的な終了が予定されています。