ロボットがイオン館内全フロアを自動配送、実証実験開始

画像:イオンモール株式会社より引用

イオンモール株式会社と株式会社エリアカザンは2023年6月20日、石川県にあるイオンモール白山にて自律走行ロボットによる館内配送サービスの実証実験を開始しました。

イオンモールが導入したロボットは、専門店の依頼に従い配送を目的にしたサービスです。ロボット・建物設備間連携に特化した株式会社Octa RoboticsのLCIサービスにより、エレベーターやスイングドアとロボットが連携。館内全フロアに点在する専門店へのロボットによる自律配送を可能にしました。

イオン事務局と専門店での物品のやりとりは従来、人の手により行われてきました。今回のロボット配送はこれらを自動化することで、従業員が接客など本来業務に集中できる環境を作り、業務効率性の向上を図ったものです。

国内労働力は人口減の影響を受け年々減少しています。特に接客業務は若手人材が好まれるため人材の争奪が起きています。ロボットによる解決も期待される状況です。

参照自律走行ロボットを活用した館内配送サービスの実証実験を開始