画像:東京地下鉄株式会社より引用
東京地下鉄株式会社(東京メトロ)は2023年3月24日、同社路線にて自動運転システムを導入するため、2025年の実証実験に向けた準備に着手すると明らかにしました。
説明によると、同社は鉄道版の自動運転技術レベル「GoA2.5」を目指しているとのこと。「GoA2.5」は技術段階としては中程度のレベルであり、緊急停止や避難誘導以外の業務を自動化するというものです。
自動運転技術の開発にあたっては、同社が長年培ったワンマン運転の運行管理ノウハウおよび無線式列車制御システム(CBTC)の活かすことと説明。2023年4月より車両仕様の検討をはじめ、自動列車運転装置(ATO)に着手するなど、実現に向け歩みを進める方針です。