テスラ超え目指すTuring社、車両開発のR&D社とパートナーシップ締結

画像:Turing株式会社/PRTIMESより引用

テスラ超え車両開発を掲げるTuring株式会社は2023年3月1日、研究車両受託開発事業を手がける株式会社東京R&Dと戦略的パートナーシップを締結し、自動運転技術とEV技術を併せ持つ、EV自動運転車を共同開発すると発表しました。

Turing株式会社は将棋対局用のAIプログラム「Ponanza(ポナンザ)」を開発した山本氏が代表を務める企業です。米国テスラ社を超える車両メーカーへの成長を目標にかかげて、KDDIから10億円の資金調達を果たしたほか、AI自動運転走行による千葉県柏市での公道走行実績や国内初となる北海道一周実績、500時間分の走行データ基盤の作成完了など順調に歩みを進めています。

Turing株式会社は今回のパートナーシップ締結において、両社の得意分野であるAIソフトウェア技術と車両開発をかけ合わせた自動運転EV車両を制作する予定です。2025年に製造・販売予定となるレベル2+自動運転EV車両を開発し、2030年にはハンドルのない完全自動運転EV車両を1万台規模で市場に投入する予定とのことです。

参照自動運転EV開発のチューリング、研究・試作車両開発で業界を牽引する東京アールアンドデーと戦略的パートナーシップを締結