半導体企業のRapidus株式会社、新工場建設予定地に千歳市を選定

画像:Rapidus株式会社より引用

半導体企業のRapidus株式会社は2023年2月28日、同社が建設を予定している最先端半導体工場の建設予定地について、北海道千歳市を選定したと明らかにしました。

Rapidus株式会社はIBMと共同開発パートナーシップを締結しており、同社の2nmノード技術の開発を推進しています。情報によると、建設予定となる千歳新工場においても導入される予定で、2025年に試作ライン、20年代後半に量産ラインを立ち上げる計画を示しました。

同社は千歳市を選定した理由として、インフラ環境の充実を挙げています。千歳市は水道や電力環境が整っているだけでなく、千歳空港へのアクセスも良く、グローバルな人材交流やエコシステムの発展にも期待が持てる環境とのこと。今後は政府から計画や予算の承認を得るとしています。

参照Rapidus、最先端半導体工場の建設予定地として、北海道千歳市を選定